生薬は効き目によって3段階に分類されている
漢方薬の原料である動植物などを生薬と言いますが、生薬には「上薬」「中薬」[下薬」の3つのレベルがあります。 上薬というと効き目が強そうですが、食品に近く無毒で、命を養うために長期に飲むことがよいとされるのが上薬。体質改善のために中長期的に使われることが多いものが中薬です。 ひどい症状はないものの体調が悪いといった未病のうちに飲むべきものです。...
View Article2週間で変化の有無を確かめる
漢方薬を飲み始めたら、まず2週間を目安に、どれくらい効いているのか、胃痛や下痢、むくみ、湿疹やかゆみなど、何か副作用が出ていないかということをチェックします。 漢方薬は少しずつとてもゆっくり効き目が出ると思っている人が多いかもしれませんが、即効性のある漢方薬もたくさんあります。たとえば風邪薬はすぐに効かなければ意味がありませんよね。...
View Article処方薬と市販薬の違いは有効成分の量にあります
漢方薬のテレビCMで。満量処方〃とうたっているものがあるのをご存じですか? この「満量」というのは、使っている生薬のエキス剤が病院で処方されるのと同じ分量だけ人っていますということです。これをわざわざうたい文句にするということは、一般の市販薬は処方薬に比べてエキス量が少ないということなのです。...
View Article市販薬を選ぶときは薬剤師さんに相談を
病院に行く時間がないという人にとっては、市販薬は便利な存在で す。 ただ、市販薬を購入する場合、箱に書いてある効能だけを読んで自分にピッタリの漢方薬を見つけるのは至難のワザ。 ドラッグストアに常駐している薬剤師さんに相談して、より詳しい情報を得ることをおすすめします。 漢方薬の知識が豊富な漢方薬剤師という資格もありますから、もし漢方薬剤師さんがいれば積極的に相談するとよいでしょう。...
View Articleかかりつけ医を見つける目的を兼ねて病院へ行こう
処方薬ならば、それぞれの症状や体質・状態に合わせた漢方薬を適量飲むことができますが、必ず病院で診察を受けなくてはなりません。 病気になって病院に駆けこむのではなく、何かいつもと違うと感じたときに一度診察を受けて、いざというときに信頼できる医師を見つけておくことも大切です。 市販薬はドラッグストアで買えて便利ですが、エキス量が少ないので処方薬と比べると効果に限界があります。...
View Article副作用は少ないが油断は禁物
漢方薬は自然の生薬からつくられるから、副作用がなくて安心〃というイメージを持っている人が多いのでは? 確かに、西洋医学の薬と比べると圧倒的に副作用は少ないと言えるでしょう。ただし、まったく副作用がないわけではありませんから注意が必要です。...
View Article注意点は体との相性と他の薬との飲み合わせ
「甘草」という生薬は、むくみを誘発したり、体重や血圧を上げることがあります。 飲み始めから2週間目に漢方薬の効き具合をチェックするときに、これらの副作用がないかどうかも確認をし、必要に応じて、別の薬に変えることができます。 「附子」「麻黄」「大黄」などの生薬が含まれている漢方薬も、副作用が起こりやすいため、体調変化には注意してください。...
View Article病院で処方される漢方薬は原則的に保険適用になる!
治療目的のために保険医療機関(保険証の使える病院・医院)で処方された漢方薬には、原則的に健康保険が適用されます。ただし、病気予防や美容目的のための診療や処方箋、処方薬には保険は適用されません。 また、保険診療を行っていない病院もあるので、事前に確認しておきましょう。...
View Article漢方薬と西洋医学の薬をそれぞれ試すことが可能
漢方薬の魅力が再注目されている現在では、医師の約8割が漢方薬を処方しているというデータがあります。特に皮膚科や耳鼻科では漢方薬を処方する医師が多く、症状や患者の希望に合わせて、西洋医学の薬と漢方薬の両方併用する医師も多いようです。...
View Article検査で異常がなくても実際に感じる症状を改善できる
西洋医学では不調の原因を見つけてそこを治しますが、漢方では体のバランスを整えて健康にするという考えが基本です。もちろん、漢方薬にも炎症を鎮める、頭痛や胃痛を緩和するといった即効性のある薬もあります。...
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